災害対応状況シミュレーション

Situation Simulation

災害対応状況シミュレーションのドラフト

OpenRelief の活動は、災害救助の技術的な面だけに限りません。OpenReliefは、新しいアイデアや新しいアプローチによって私たちの活動をよりよいものとしていくためのデザインプロジェクトであり、ロボット飛行機の開発も、そして放射センサも、そのプロジェクトの中のひとつという位置づけです。そして同時に、そういったデザインの産物が現実の世界で適切に活用されるにはどうすればいいのか?という事も考えなければなりません。

テクノロジーを超えて

その一助として、私たちはウォーゲーム(机上シミュレーション)のコンセプトを試しています。このコンセプトは、かつては軍事計画、最近ではアグレッシブなマネジメント研修と結びつけて考えられてきました。しかし私たちはこの方法を使って、人道的な活動に取り組む人々に高度で先進的な技術を採り入れる事を考えてもらえるようにするための、簡単で、融通がきいて、おもしろい仕組みを作り上げることを目的としています。

そして、「OpenRelief 災害対応状況シミュレーション」の最初の公開ドラフト版を、2012年12月25日に公開しました。これは、経験豊富なゲームマスター、ケビン·ウォルシュ(Kevin Walsh)によって開発されました。ケビンは、世界中の救援活動者に合わせ適応・進化していく事が期待できる全体像を作り上げました。ドラフト版は以下からダウンロードできます:
http://openrelief.org/situation-simulation.pdf

ドラフト版に寄せられた意見などをもとに、状況シミュレーションの初版作成が進められています。2013年6月中の公開を予定しています。

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